佐藤診療所の前身は、小山伊松先生により昭和31年4月(1956年)に開設された小山医院です。小山伊松先生は、91才になるまで46年間地域医療に尽くして来られました。
平成15年1月(2003/1)より、小山先生の意思を継承し現在に至っております。
小山伊松先生の治療方針は、「急患はいつでも受付け、地域医療に尽くす。」、「医療に心を込める。」ということでした。小山伊松先生は都合のつく限りいつでも診察をおこなって来られました。
院外処方が一般的になっている中で院内処方を続けて来られました。それは、小山伊松先生は薬を調合するときは、「患者さんに良くなって欲しい。」という気持ちを込めて自ら薬を調合するからなのです。
院外処方に頼っていては、経営的には有利ではあっても、調剤に気持ちを込めることができないし、夜間休日には診療ができないからです。
医療の原点ともいえる、「医療に心を込める。」ということは、高額な医療器械に頼り、流れ作業で患者さんを診て、経済的な事を優先しがちな最近の医療の世界では忘れられている事です。
それまで私自身は、難しい手術を成功させたいとか、良い研究をして論文を書く事に精力を傾けてまいりました。
しかし、小山伊松先が「患者さんに治ってもらいたい。」と心を込めて診療し薬を作っている姿を見て、目からウロコが落ちる思いでした。
時間はかかりましたが、自分の探していたものがやっと見つかったような気がしました。
小山伊松先生の「患者さんに治ってもらいたい。」と心を込めて診療するという意思を継ぎ、
医療に心を込める
いつでも診察する
という基本方針をもとに診療しております。
佐藤周三
NHKのラジオやテレビの「今日の健康」でもおなじみで、NHKでは元気印の「佐藤先生」と言われていました。脳神経を専門とし、特に脳卒中とその原因となる肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病、循環器疾患などの成人病、痴呆、外科手術の経験も豊富です。
育ったのは三浦半島の馬堀海岸です。小学校、中学校はもと陸軍砲兵学校で、戦後多くの復員者を収容した校舎で、学校の前は海岸という恵まれた自然の中です。
中学では柔道の神奈川県大会で準優勝しました。小泉純一郎元首相と同じ中学、高校、大学で学びました。海外経験を生かして、30年以上も同時通訳をしています。
趣味は釣りとバレエで、ボケ防止と体力維持に努めています。
慶應義塾大学医学部卒業 |
應義義塾大学外科 |
済生会神奈川病院外科 |
慶應義塾大学脳神経外科 |
国立埼玉病院脳神経外科部長 |
米国 国立衛生研究所(NIH)Neuroscience |
脳血管研究所付属美原記念病院脳神経外科部長 |
財団法人脳血管研究所所長、教授 |
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)教授 |
慶應義塾大学脳神経外科専任講師 |
国際医療福祉大学脳神経外科教授 |
山王病院脳神経外科 |
昭和大学医学部客員教授 |
2009 | 東京都医師会グループ研究賞 肥満症に対する心理療法 |
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1986 | 刀林賞 脳血液関門開放の基礎と臨床 |
○:一般外来
※ 木曜、土曜の午後、日曜・祝日は休診です。
※ 当院は院内処方なので、薬局に行く必要はありません。
年末年始(12月31日-1月3日)休業、ただし急患は除く。
夏季休業なし。学会等の為の休診あり。